ボイルドエッグズ発 最新刊
タイトル:きみの鐘が鳴る
著者:尾崎英子
出版社:ポプラ社
発売日:2022年11月9日
定価:本体1,600円+税

  装画:しらこ 装幀:野条友史(BALCOLONY.)


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作品紹介

中学受験に挑む6年生たち。
かけた時間や熱量は、必ずきみを強くする。

五年生の冬、つむぎは転塾試験を受けた。新しい塾「エイト学舎」には、いろいろな子がいた。
父親に厳しく管理指導されている涼真(りょうま)。
マイペースで得意不得意が凸凹している唯奈(ゆいな)。
優秀だった姉とずっと比べられている伽凛(かりん)。
受験する理由も、選んだ学校も、がんばり方も、それぞれ違う四人が迎える2月、待ち受けているものは……?

近年、息子の過酷な中学受験を経験した著者が描く、未来が拓け、さわやかな温かさに包まれる感動の物語。

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著者紹介

1978年生まれ。大阪府出身。早稲田大学教育学部国語国文科卒。2013年『小さいおじさん』(文藝春秋。文庫化時に『私たちの願いは、いつも。』に改題/角川文庫)で第15回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。他の著書に『ホテルメドゥーサ』(角川文庫)『有村家のその日まで』『竜になれ、馬になれ』『たこせんと蜻蛉玉』(以上光文社)などがある。

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『きみの鐘が鳴る』レビュー
(2023.1.19更新)



自分も受験生で、真下つむぎちゃんにすごく共感できました。中学校生活の様子も本にしてほしいくらい面白かったです。何回も読み返すほど面白かったです。(明日香さん 六年生)

私も今年中学受験するのですが、四人のように最後、「中学受験をすることができてよかったね」と言い合えるようにがんばりたいと思います。(あおみさん 六年生)

何度も胸が締め付けられそうになりました。君の受験、君の人生。八女先生が子どもたちに授けた言葉を忘れずに、娘をサポートしていきたいです。(みつばさん)

こんなに行きたいと願っている学校に行けないはずがない。受験に向かっている子は誰でもみんな感じている思い。今の子どもたちの様子を清々しくも残酷にはっきりと描いている。そんな物語だった。(ふるやみほさん)
(読者モニターさんからの感想/『きみの鐘が鳴る』帯より)

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